【ツアーレポート】生家から墓標まで、フェルメール堪能ツアー

とんでもなく間が空いてしまいましたが、ツアーレポートをお送りします。おかげさまで沢山のご依頼をいただき、忙しくしていました……と、言い訳はさておき、2018年はマメに更新するよう頑張ります!

2018年1月5日にご案内した、フェルメール堪能ツアーをご紹介します。

今回ご案内したお客様は、とっても明るくて常に笑わせてくださる奥様と、優しく全てを包み込んでくれるような年上のご主人という、相性抜群のK様ご夫婦です。

 

【ツアースケジュール】

9:00 ホテルにお迎え
10:00 デルフト着
–『デルフトの眺望』モデル跡
–フェルメール行きつけのパン屋跡
–マルクト広場、市庁舎(フェルメールが結婚した場所)
–新教会(フェルメールが洗礼を受けた教会)
–マリア・ファン・イエッセ教会(フェルメールのアトリエ跡)
–『小路』モデル跡
–フェルメール生家跡
–フェルメールセンター(フェルメールが所属していたギルド跡)
–旧教会(フェルメールが眠る教会)
12:00 ランチ@『Stads Koffyhuis』
13:00 アルバート・ハインにてショッピング
13:30 デルフト発
14:00 デン・ハーグ着
–マウリッツハイス美術館見学
–ビネンホフ
–おやつにキベリングス(オランダ風鱈の唐揚げ)を試食
15:30 デン・ハーグ発
16:30 リーケル風車立ち寄り
17:00 ホテルにお送り

 

【フェルメールゆかりの地デルフトへ】

アムステルダムから車で1時間ほどでデルフトに到着します。

画家フェルメールは、生涯のほとんどをデルフトのマルクト広場周辺で過ごしたと言われており、歩いてまわれる範囲にフェルメールゆかりのスポットが点在しています。今回はスケジュールがタイトだったので、年代順ではなく、効率よくまわれる立地順に巡りました。

 

①『デルフトの眺望』モデル跡

ホンモノと比べてみてください。

(c)The Mauritshuis

建物の様子はかなり変わってしまっていますが、教会の塔や赤茶色の屋根に当時の面影が残っています。

 

②フェルメール行きつけのパン屋跡

白い壁に「DE GULDEN COP」と書かれた家は、フェルメールが通っていたパン屋が暮らしていた家です。フェルメールの時代は戦争による不況によって絵画の売れ行きが悪く、彼も貧しい暮らしをしていました。そんな中で、このパン屋さんがツケ払いで販売してくれたので、フェルメール家族はパンを購入し続けられたそうです。しかし、フェルメールが亡くなった後には多額のツケが残ってしまい、困った妻カタリーナは、亡き夫の絵画を2枚提供しました。それらがパン屋の壁に掛けられていたそうです。

 

③マルクト広場、市庁舎

デルフトの中心に位置するマルクト広場には、フェルメールが結婚の手続きを行った市庁舎があります。この写真は正面ではなく、南西側から撮ったものなのですが、細い道を抜けて突如拓けた場所に現れるゴシック調の市庁舎は、私たちを一気にタイムスリップさせてくれました。17世紀の重厚な佇まいが今も目を引きます。

 

④新教会

フェルメールが洗礼を受けた教会です。その他にも、オランダ建国の祖オラニエ公ウィレム1世が眠る教会としても知られています。

 

⑤マリア・ファン・イエッセ教会(フェルメールのアトリエ跡)

フェルメールは結婚後、新教会そばの義母の家に引っ越しました。現在マリア・ファン・イエッセ教会の一部となっているこの場所にフェルメールのアトリエがあったと言われています。アトリエは北向きで、光の魔術師と呼ばれるフェルメールの絵画生むのに最適な強すぎない自然光が入ってきたそうです。

 

⑥『小路』モデル跡

アムステルダム 国立美術館が所有する『小路』が描かれた場所は不明とされていましたが、長年の研究により、2015年ついに特定されました。現在は民家となっているので、大々的な宣伝は行われていませんが、小路には絵画の中と同じ女性の絵が描かれるというステキな演出が。

 

⑦フェルメール生家跡

1632年10月31日、父レイニエルがパブ兼宿屋を営んでいたこの場所でフェルメールは誕生しました。

 

⑧フェルメールセンター(フェルメールが所属していたギルド跡)

17世紀には、絵画を販売するためには、ギルド(商組合)に加入しなければなりませんでした。フェルメールが所属していたギルド跡は、現在フェルメールセンターとなっています。フェルメールの全作品のレプリカのほか、彼が構図を見るために使用したされるカメラオブスキュラの展示などが行われています。

 

⑨旧教会(フェルメールが眠る教会)

1675年、フェルメールは42歳(43歳という説あり)でその生涯の幕を閉じました。旧教会に埋葬されたとされ、記念の墓標が埋まっています。

 

【ランチはデルフト焼きの内装が可愛いカフェで】

「Stads Koffyhuis」は店内にデルフト焼きの装飾が施され、デルフトらしさを感じられるオススメのカフェです。

手前にあるのは、オランダ名物エルテンスープ(豆のスープ)。さむーい中を歩き回った身体に沁みます。。

オリジナルのウィンターコーヒーは、コーヒーの上に生クリーム、さらにキャラメルソースがかかったあまーいコーヒーでした。垂れたキャラメルソースでグラスがベタベタになっているのが、オランダクオリティです笑。

 

【午後はフェルメールの絵画鑑賞】

ランチの後は、オランダ最大手スーパー、アルバート・ハインをご案内し、お土産などのお買い物からスタート。スーパーは実はよくご依頼いただく人気スポット。オランダ在住だからオススメできるローカルでお値打ちな美味しいお土産をいくつかご紹介しました。

 

マウリッツハイス美術館にてフェルメール絵画鑑賞

フェルメールゆかりの地を堪能した後は、いよいよホンモノの絵画をご覧いただきます。デン・ハーグにあるマウリッツハイス美術館には、『デルフトの眺望』、『ディアナとニンフたち』そして有名な『真珠の耳飾りの少女』が展示されています。

マウリッツハイス美術館については、こちらで詳しくご紹介しています。名画「真珠の耳飾りの少女」に会いに

 

ビネンホフ

マウリッツハイス美術館の隣には、ビネンホフという国会議事堂があります。日本でいう永田町のような場所です。中央には、ひときわ目を引くリデルザール(騎士の館)が。13-14世紀に建てられた館で、現在は国会の開会宣言が行われます。ガイドツアーでのみ見学ができます。中はこんな感じ。

 

オランダ名物キベリングスを試食

ビネンホフを抜けたところに屋台の魚屋さんがあります。屋台とあなどるなかれ!ここのキベリングス(オランダ風鱈の唐揚げ)がとっても美味しいんです!ぜひオススメということでお召し上がりいただきました。ちょうど揚げたてをいただき、「美味しいー!」と喜んでいただきました。

 

少し時間が余ったので、追加でアムステルダム 市の南にあるリーケル風車に立ち寄りました。その後ホテルにお送りしてツアー終了です。

 


 

Kさん、ご依頼くださりありがとうございました!
大好きなフェルメールを辿るツアーをご案内でき、私も一緒に楽しませていただきました。奥様とは旧姓が一緒とのことで、勝手にかなり親近感を持っています!お話がおもしろくて、笑いっぱなしの一日でした。オランダを好きになっていただけたとのこと嬉しいです。

 

Kさんから温かい感想をいただきました。ありがとうございます。

今日は本当にありがとうございました。空港のアドバイスも参考になります。私の希望を全部組み込んで下さって、もう完璧な1日でした。幼稚園で花マルシール貰えます!(意味がわからないですよねー)
ホテルで早速今日行った所を復習しながら、アルバートハインで買ったお惣菜食べ終えた所です。ご飯も美味しかったです。
面白いと言われ、デレデレしてる私。旧姓◯◯パワーで、今年もバリバリしちゃいますよ~笑 長時間の運転とガイド、お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さいね。